acoの10年日記

借金返済と日々の記録。毎月総括ブログを更新。タロット練習中。

【借金】クレジットカードが命綱だった

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このブログを見に来てくれている方の中には「借金」というワード検索でたどり着いた方もいるようです。

 

「借金返済ブログ」と言っている割に、今現在借金で悩んでいる方に向けての情報がまったくないのもどうなんだろう…と思ったので、私の体験談について記事にしようと思います。

 

なぜ借金を作ってしまったか

 

わたしの場合、もともとまとまった借金を作ってしまった理由は、クレジットカードのリボ払いが原因です。

はじまりは大学生の頃なので、かれこれ10年近く借金を抱えていることになります。

 

リボ払いの残高を完済する前に、またクレジットカードを使ってはリボ払いにしていたので、どんどん残高は増えて、社会人になるころには常に限度額いっぱいの状態でした。

 

社会人になって数年間は安定してお給料をもらっていましたし、実家暮らしでもあったので、リボの支払いがあって毎月マイナス収支だったものの、あまり深く考えていませんでした。

 

しかし過酷労働を続ける内に徐々に心が病んでいき、仕事を続けられなくなり退職。心身共に疲れ切っていたため物事をフラットに見たり考えたりできなくなっていて転職活動に苦労します。

 

退職から6ヶ月後までは、失業手当があったのでなんとなく暮らせてしまいました。(自己都合の退職のため待機期間3ヵ月+受給期間3ヵ月)

その後受給期間が終わってからは、短期バイトをしたり、長期バイトを始めるものの耐えきれなくなり退職したりを繰り返しました。

 

その頃はお金はもちろんないものの、友人や家族に対しては普通に見えるような生活を送っており、自分自身も就職に対する焦りや恐れはあったものの、恐ろしいことに借金に対する自覚はあまりありませんでした。

長い時間をかけて増えていったので、生活に溶け込んでいたのだと思います。異常な状態が普通になっていたのです。

 

そして、次に長期で勤めようとした職場で我慢の限界がきて退職してしまってから、精神的にも限界がきて、収入はゼロに…。借金を返すあてがなくなってしまいました。(実はこの頃のことを書いたのが『過去ブログ』タグの記事です)

 

いろいろな苦肉の策

それから1年くらいの間心療内科に通い、投薬治療をしながら実家でニートをやらせてもらって、もう本当に返せないけど支払い期限がきてしまう借金を母に工面してもらったりしながら、徐々に健康を取り戻していきました。

家族には本当に迷惑をかけました…。

 

仕事をやめてから、自分が働けない状態であることを家族にカミングアウトするまでの約3ヵ月間、仕事を辞めていないふりしてなんとか自力で解決しようと頑張っていた時期があったんですが、その期間に借金総額はあっという間に膨れ上がりました。。。

 

とにかく次の返済日までに数万円足りない!という状況が毎月だったので、いろいろ苦肉の策で乗り越えていました。

 

・ゲーム機やDVDなど高額買い取りしてもらえる商品をクレジットカードで購入→リボ払い設定→現金を得る(新品買い取りしてくれる所は助かった。だいたいは中古しか買い取りしてくれないし、盗品と怪しまれると買い取りしてもらえないことも)

 

・商品券をクレジットカード支払いで売ってくれるサイトで購入→金券ショップで売却(還元率を明記しているお店で行うとぼったくられる心配なし)

 

・Amazonギフト券(メールタイプ)をクレジットカードで購入→買取サイトにて売却(あまり高額過ぎる決済や、頻繁に不自然な決済をしていると怪しまれて購入できなかったりするので注意)

 

などの方法で命をつないでいました。。。

クレジットカードには本当に助けられました…当時はもう君しか頼れない…って感じでした(´・_・`)

 

あとは、手持ちの換金できるものはすべて売りました。この頃に、大切にしてたものや、集めていたものなどほとんど手放してしまったので、ある意味物に執着がなくなりました。

 

余談ですが、大切なものを手放すのって心にかなりダメージを負います(T_T)自分の血肉を削ぎ落とされるような、個性を失って白紙にされるような、そんな感覚。。。

 

 

一番最悪の時のことを今振り返ると… 

一度お金を返すあてが無くなって、自転車操業どころかマイナス操業に踏み込んでしまうと、立て直すまでにかなり苦労するものだなと今思います。

 

逆に借金が増えていくのはあまりにも簡単です。

それはクレジットカードとかリボ払いのしくみ的に仕方がないことなのかもしれませんが、自分がその両者と本当に相性が悪いということは身に染みて思い知りました。

 

当時はお金の工面のことばかり考えていて、本当に心が荒んでいました。

助けてって言うまでは、助けてもらえるはずがないと何故か思い込んでいて、絶望して毎日本当にこわかった。

借金をして、それが返せないところまでくる、あの真っ暗な感じは、一生忘れないと思います。

 

助けが必要なのに、誰にも頼れない。

今まさにそういう段階にいる人もいるのかもしれない。

私もリアルな知り合いには誰にも相談できないから、よくインターネットで借金について調べていました。

(自殺しても借金なくならないって知って絶望した。。。)

 

なんの役にも立たない記事ですが、こういう人もいるという共感材料になればと思います(_ _)

 

わたしの場合は借金返済の前にまず、自分のメンタルを立て直して定職に復帰することが必要だったのですが

 

今真っ暗な気持ちで悩んでらっしゃる方の中にも、複数の問題が絡み合っていてどうしたらいいのかわからない人もいるのかなと思います。

 

精神的に頼れる人がいない場合でも、誰か、何かに頼らなくては、自分を立て直すことはできません。

 

借金って何かしらの「無理した状態」が常態化してしまって産まれる気がします。

無理をしなくても毎日がまわっていくように、根本から再建しなくてはいけないわけですから大変なことだと思います。

そもそも自分のおかしくなってしまっている状態に気付くことすら難しいと思いますし。

 

まだ借金を完済できていない身で、アドバイスできることは無いのですが、同じ気持ちを感じた人間がいること、その人間が何とか死なずに今人生を立て直しつつあること、それが少しでも希望になりますように…。

一緒にがんばりましょうo(^-^)o

 

 

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